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風俗嬢は卑しい職業か?



 2006年 サッカーワールドカップの決勝は、実に残念な幕切れでした。ジダンの暴行退場です。

 この事件の原因とされるイタリア選手の「暴言」、フェアプレーを掲げるFIFAとしてはどう思っているのでしょうか? 当の選手は、「いつものリーグ戦でもしょっちゅう言っていることだ」と開き直っています。サッカーというのは全然フェアなスポーツではないと思います。「審判の目の届かないところでいかにしてうまく反則をするか? これが大事な技術だ」。こんなスポーツのどこがいいんでしょうか? 「手は使ってはいけない」といいながら、シャツをひっぱりまくってます。情けないスポーツです。

 さて、暴言の内容ですが、
「売春婦の息子」というものだそうです。これは、ヨーロッパではよく使われる誹謗の常套句らしいです。

 やはり、どこの国でも、「売春婦=卑しい職業=社会的に差別される職業」ということなんでしょうか? 私はそうは思いません。正確には「悪い売春婦は卑下されるべき」であり、逆に、「いい売春婦は尊敬するべき」だと思います。

 風俗嬢写真のページにも書きましたが、詐欺と同じことをしている風俗嬢やお店はたくさんあります。年齢をごまかしたり、豊胸手術をしたり、スリーサイズをごまかしたり・・・そういう風俗嬢はペケです。また、実際のサービスがひどい・手抜き・ボッタクリ、というのもだめです。こういうのは非難されるべきです。しかし、これはどの職業でも同じこと。今(2006/7)問題になっている、「シンドラーエレベーター」や「パロマ工業」なども、非難されるべき会社です。

 一方、素晴らしい風俗嬢もいます。
「普通の”風俗サイズ”なら、ウエスト58センチと書いてもいいのに、62センチと正直に表記する」(それでも、一般女性からするとスリムなほうです)
「手抜きなどせずに、一生懸命サービスしてくれる」
「客に優しく誠意を持って接してくれる」
 こういう女性が少数ながらいるのです。普通の女性ならできない「見ず知らずの男(不潔な奴もいれば、不細工な奴もいる)と性行為をする」という仕事を熱心にやってくれ、多くの男性を天国に送ってくれる。こういう人は人間国宝に指定してもいいんじゃないでしょうか?
 人間に性欲という本能がある以上、性産業はなくなりません。また、「治安維持のためにも性産業は必要だ」と言われています。現実的に、風俗産業のない地域のほうが性犯罪が多いのです。古くは、鎖国が解かれ、外国人が日本に押し寄せた時にも、「一般の女性が襲われないように」と売春宿が作られました。太平洋戦争に負けた時も、「一般女性が強姦されないように」と、政府がパンパンガールを集めました。(慰安婦問題のように、強制的に集められたケースの問題は置いておきます) 彼女らのおかげで、一般女性の貞操が守られたとも言えます。そうやって考えると、売春婦は警察官以上に国のために尽くしている、といっても過言ではありません。

 というわけで、私は、「悪い売春婦は卑下し、いい売春婦は尊敬すべきもの」と考えています。性産業従属者全体を差別することはよくありません。

 (ただし、いい風俗嬢がいても、その店が悪いことをしてることが多いんです。良心的なお店の少ないこと。この業界、女の子よりも経営者側の姿勢の問題が大きいです。そして、間接的に、カメラマンもその悪行に加担しています。いい写真を撮ってるつもりなんだけど)



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