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アイドル写真集個別評論 杉本彩

写真の専門家が一刀両断


生年月日 1968年7月19日
出身地 京都府
身長 168cm
バスト 84cm
ウエスト 58cm
ヒップ 86cm


 杉本彩写真集 「ENFIN」 風雅書房 1993

この写真集のコストパフォーマンス
 この写真集は、杉本彩が最初にヌードを発表したものです。無名な出版社です。4000円くらいしたのではないでしょうか。当時としてはすごい高いです。清水の舞台から飛び降りたつもりで買いました。しかし、中身はその価値はありませんでした。たしかに、オッパイの全容は見えるし、ヘアもある。きちんとしたヌード写真で、「初めてのヌード」としての価値はあります。写真自体もまあまあの出来でした。

 ひどい点も多々ありました。
●「サイズが大きすぎる」
B4くらいの大きさがあり、普通の本棚には収まりません。こんなに大きくする必要はありません。
●「中身が少ない」
ハードカバーで厚さがけっこうあります。カバーばかり厚くて中身部分が薄いです。そして一番バカにしているのが、白紙ページが20ページくらいあることです。まるっきり真っ白で何も印刷されていないページです。出版社にすぐ電話して聞いたら、「乱丁落丁ではありません。レイアウトです」とのこと。頭にきましたね。白紙ページ差し込んで上げ底しているのですから。ひどいやり方です。ですから、写真の枚数としたら、外観から予想される分の3割くらいしか実際はなかったです。写真1枚あたりにしたら、日本一高いアイドル写真集でしょう。
●「カラー写真が少ない」
白黒がけっこう多いんです。たしかに白黒の方が制作費用は安くなりますが、この価格をつけておいて白黒はないんじゃない?
●「凝り過ぎ」
ロケも海外ですし、いろいろな場面があって楽しめるのですが、素直な全裸写真があってもよかったのではないでしょうか?

その他の映像
最新作「ポルノ」
最新作というより最終作かもしれません。
もう完全におばさんで、顔がこわいです。ヌードはありがたいものの、「もういいよ」という感じです。凝ったつくりの写真集ですが、そんなに無理して稼がないで下さい。
「学園祭の女王」と呼ばれていた全盛期。若さはじけたナイスボディです。当時の基準で胸はCカップというところでしょうか。胸より、ハイレグの足で売っていたような気がします。顔も口元に特徴がありました。

雲霧的にはさほどのヒットではない子でした。

2006/1 追記 離婚して「花と蛇」出演以来、なんかはじけてしまって、熟女ブームに乗って活躍中。体の線は見事に維持しており、現在もフェロモンプンプンさせています。



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