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アイドル個別評論 水沢アキ

写真の専門家が一刀両断


本名 溜井昭子⇒スイーヒ昭子
昭和29年12月5日生 目黒区駒場 O型
157p 44s 日本女子体育短期大学舞踏専攻卒


 「水沢アキ 1975-1995」 撮影:篠山紀信  小学館


この写真集のコストパフォーマンス
  大きさはほぼB5サイズ、写真集としては小ぶり。ハードカバーでもなく、体裁はGood。ページ数もかなりあり、集大成写真集という感じがする。若いピチピチの頃から現在まで網羅してあり、価値はある。ファンにはたまらない1冊である。
 水沢アキが、はじめてヌードを披露したのは結婚前30くらいだろうか? 幾分垂れたとはいえ、美しい胸で、鑑賞に十分耐える素晴らしいカラダだった。ファンとしてうれしかった。
 この写真集の特徴は、激写の頃に撮影し公開していなかったヌードを掲載したことである。激写ではオッパイ透け写真までが限界だった。それでも、かなりムラムラさせてくれた。水沢アキは、テレビドラマ登場の頃から、ちょっと太めでかわいく、「いいからだしてるなあ」と垂涎していた。ドラマで競演した愛川欣也は、「すごいオッパイしていた」と述懐している。高岡早紀と同系列の女性で、雲霧的には「ジャストフィット」だった。ただし、高岡早紀が「これほど凄いとは思わなかった」という感想だったのに対し、水沢アキの場合、「もっと凄いと思っていたのに」と、少し落胆した。激写の頃にグアムで撮られた写真が掲載されたことは非常に素晴らしい。若さでムチムチしている。本人は「だまされてヌードを撮られた。泣いた」といっているが、うそのような気がする。

 得点が50点なのは、最近の写真が載っていることだ。いくら美しいとはいえ、40位でのヌードはさすがにいただけない。胸もしぼんでいる。「そこまでしなくても」と思う。脱がなくても、子供と遊んでいる着衣の写真なんかで十分だと思う。それに年をとってからの写真は白黒が多い。白黒は「老化をごまかせる」とお思いかもしれないが、色情報がない分、皮膚のディテールが強調されて、実はお年寄りにはきついのである。90年以降の篠山君は手抜きが目立つが、これもそうである。なんでもかんでも篠山がいい、と思う出版社はバカである。

 江ノ島岩本楼の風呂場と思われる写真は、なかなか素晴らしいロケーションで、傑作といえる。


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