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アイドル個別評論 乙葉

写真の専門家が一刀両断


本名 吉田和代
1981/1/28(生年詐称 実際は80年生まれ) 長野県 安曇野出身

157-89-59-85 靴23cm A型 (実際のウエストは70はあると思える)
Fit所属

2008/8 新作アップしました

 「R.G.B」 撮影:堀内亮 2003/9 エンターブレイン  1900円



この写真集のコストパフォーマンス

こんな駄作を売れる神経が信じられない
DVDマガジンという新しい形態の写真集。DVD映像もついている。DVDはライブの様子と簡単なプライベート映像が入っている。家庭用ビデオで安直に撮影した駄作である。(熱烈ファンにはうれしいかもしれない)
写真集+DVDで1900円は安いように感じたが、中身を見て、「損をした」気分になった。それほどひどい出来だった。コンビニでも売られたように、人気絶頂をいい気になって、拡販路線をとったのだろう。日本中で怒っているファンが大勢いると思う。
スキャン保存をする際に、「こんな写真いらない」とスキャンすらせずに捨ててしまう写真があるのだが、今回はこれが半分以上あった。とにかくひどいのである。

「35mm小型カメラで安直に撮影」・・・ど素人でも撮れる写真ばかり。堀内というカメラマンにはプロの誇りはないのだろうか? 粒子はボロボロ、汚い写真ばかり。
「安直なロケ」・・・ただ、ニューヨークに行っただけの話。2日程度で終わっただろう。観光記念写真である。
「メイク最悪」・・・もともとブスなのに、それを強調するかのような下品なメイク。中南米から連れてこられたばかりの売春婦のように思えた。化粧するほどひどくなる顔なのに。衣装も粗末なものばかり。工夫もない。相当な低予算で作られたのだろう。
「胸が見えない」・・・顔だけのアップという恐ろしいカットもあった。多少は肌を露出しているが、「バストが売り」のアイドルなのに、胸の谷間すら見えない。最悪。

乙葉。18〜21くらいのごく短時間に光彩を発する期間限定アイドルである。顔、スタイルともに特にいいとは思えない。年もサイズもごまかしている。胸は立派だが、大きいというより、広がっていて面積の大きいバストであって、ツンと飛び出たバストではない。矯正水着でカッコ良くみせているが、脱ぐとたいしたことのない胸だと予想できる。しかし、セオリーでは理解できない、なんともいい雰囲気を持った子で、けっこう好きなのである。不思議な素材である。
 今すぐに脱ぐべきだし、最低でも水着を披露すべきである。その「ボケキャラ」にも飽き飽きしたきたのに、この写真集では水着にすらならないとは、何の存在価値もない。少女から大人への一瞬だけ「きらりと光る」タレントであり、ほんわかかつグイグイ引きこむ不思議な魅力を持った子である。そこをうまく利用して瞬間的に爆発したアイドルであるが、22を過ぎたこの写真集では、変な化粧でただケバイだけのデブになってしまった。そこそこ売れたため、事務所も本人も天狗になって、セルフプロデュース立体写真集などという、超高価なものまで売り出した。双方ともバカモノである。

デビュー直後にヌード写真を撮れば、かなりの傑作が出来たのに惜しい。カメラマンの腕が良ければ、歴史に残るいい写真集ができたのに、本当にもったいない。
歌も下手なのに、歌っていて、いっそうかわいそうに見える。そろそろファンも飽きてきて,人気も下降気味で、先日のドラマでも、簡単に殺される役だった。

もっとも、本人も「売れよう」と思っていないようで、すぐに引退するかもしれない。



 「Love Story 」 撮影:野村誠一  2001/12  ワニブックス 



この写真集のコストパフォーマンス



 乙葉って、最高の素材だと思います。そして、今(2008)は藤井隆夫人となってしまい、子供も生まれ、いまさら、「脱いで欲しい」とは言えなくなってしまいました、だからこそ、全盛期にもっといい写真を残して欲しかったと思います。

 この作品、巨匠野村誠一氏の撮影です。でも、このカメラマン、巨乳好きの人が集まる掲示板では、「○○ちゃんが写真集を出すんだけど、撮影がNSなんだよね。どうせまた駄作なんだろうね」と揶揄されるほど、巨乳ファンには評判が悪いです。要するに、巨乳アイドルを撮影しているのに、バストのことを何にも考えていない写真ばかり撮るのです。そして、自分の技術に溺れ、それをひけらかすことによって、一部のヨイショファンから「野村先生はすごいうまいです」とおだてられて、裸の王様になっています。
 私も、この人の技術の素晴らしさは認めます。しかし、巨乳アイドルの写真集では、そのバストをしっかりと見たいのです。しかし、この写真集でもそうですが、彼に、そういう観点はありません。この人は「誰がお金を払って、その写真集を買うのか」という視点がないのです。ただ、自分の好きなように撮っているだけです。

「風景だけの写真がいっぱい」・・・・主人公が写っていない写真になんの価値もない。風景写真だったら、前田真三先生の写真集を買う。こういうのは紙面の無駄。

「バストにちゃんと光を当てていない」・・・この写真集で目立つ欠点がこれです。暑い季節で太陽の光が強いようです。顔は比較的、まともに光を当てていますが、「バストは木の葉っぱの陰になっている」「バストだけに光があたって、白トビしている」「陰と光とがまだらになっていて、よく見えない」という欠陥写真がてんこもりです。表紙の写真からしてそうなんだから、この野村氏は、こういう思想なんだと思います。「バストなんかどうでもいい」と考えています。

「お得意の、ブレ写真 ピンボケ写真、なんだかわからない変な構図もいっぱい」・・・・基本に忠実に写真を撮りましょうよ。素材がいいんですから、絵葉書的な素直な写真が一番なんですよ。

「本来、表情の出させ方のうまいカメラマンなのに、今回は、乙葉に警戒されているのか。いい表情を引き出すことが出来ていない」・・・・演出的ではない、自然な表情を出そうとしたのかもしれないが、アイドル写真集ではそれは不要。女優さんの写真集ならそれでもいいが。

 今回、開放的な外国でのロケ、そして、水着多用と、ファンにとってはいい条件なんですが、せっかく水着を着ても、バスト近辺がよく見えない光の当て方ばかりでは、まったく無意味です。ファンは怒っています。

 なんか、意図的に乙葉サイドが、「水着での撮影ですが、バスト周辺はうまく写さないで下さい」と要請したのではないか? と思えるほど、「わざとやってる」としか思えないほどひどい光(影)があります。

 誰か、この大バカ野郎に、忠告してあげてください。自己満足だけで、乙葉ファンを冒涜するな!

 「けっこうページ数が多い」とか、「厚紙ではない表紙の装丁」とか、いいところもある写真集なんですが。残念。



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