
この写真集のコストパフォーマンス
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カメラマンからすると「黒田美礼」という被写体は難しい素材です。というのも、「顔は普通、とびぬけてきれいではない」「体形も、クビレはなく、どちらかというと幼児体形」「肌はかなり黒い」という女性で、「とにかく胸だけ立派」なのです。
ロケの場所や、衣装などはバリエーションも豊富で、けっこういいのですが、出来上がりはイマイチでした。
「大人ぶる必要はなかった」・・・無理やり似合わない化粧をして、大人ぶったポーズがありますが、若いピチピチ娘は化粧をする必要はありません。また、これだけ黒い肌だと化粧は難しいです。特長は、若さとバストなんですから、それだけで勝負すべきでした。この子は演技力も表現力もない素人です。やる気もあまりないです。こういう子は素材の良さだけで料理すればいいのです。いわば「刺し身が一番」であって、フランス料理のようにするのは年をとってからでいいのです。
「胸を押さえすぎ」・・・胸のない子が無理やり寄せて谷間を作るのは常套手段です。しかし、これだけ見事な胸なのに、そんなことをする必要はまったくなし。無理に押し付けた水着のために、四つんばいポーズでも、おっぱいが垂れません。せっかくの超ボインがわかりません。パットもワイヤーもいらない、布切れだけの水着にしてください。もったいない。
「もう少し露出して」・・・胸だけで勝負するのに、オッパイの露出がイマイチです。超人気アイドルでもないのですから、もう少し小さなビキニにするとかして、胸を見せて欲しかったです。
それから、オールロケもいいのですが、四分の一程度は、スタジオでじっくりライティングをした撮影が欲しいです。そうすれば肌の黒さをカバーした写真が撮れたのに。 |